Combat And Weapons
抗争
歴史を記録するのは常に勝者であり、力で制した者には莫大な宝が待ち受けているものです。プレイヤーが所有する交易船を海賊船の略奪から守るにせよ、銀河制服をもくろむにせよ、宇宙は危険に満ちており、常に武装は必要です。ある戦いは単なる破壊に、またある戦いは他の艦船の拿捕あるいは宙域の征服につながることもあるでしょう。
戦闘
前方の武器、砲塔、防衛用ドローンで武装した艦船なら他の艦船を攻撃して損傷させることができます。シールドは消耗しきるまでに受けたダメージを吸収してくれ、一定時間ダメージを受けなければ再充電を開始します。一部の大型艦船を保護するシールドは、その艦船の船体のみならず周辺の艦船も保護できます。
大型艦船および特大型艦船の個々の表面要素に対して無効化するようターゲット設定することは可能ですが、そのような表面要素は独立したシールドを備えている場合があります。艦船または表面要素がシールドを消耗しきると、着弾するたびに船体は損傷し、船体強度が0になると爆発し、破壊されてしまいます。プレイヤーが搭乗していた場合、ゲームオーバーとなります。
プレイヤーは全艦船に搭載された砲塔、小型及び中型艦船の兵装を自在にカスタマイズできます (艦船操作メニューの「武器の設定」を参照)。これによってプレイヤーは特定の目的 (高ダメージで長射程、精密性に優れる短射程武器など) にあわせて船の役割やサブセクションを調整可能です。ほとんどの艦船には死角があり、死角内にいる艦船には攻撃できません。個々の艦船が敵との個別戦闘を得意としていたとしても、数的優位を維持することは戦いに勝つ上で一つの選択肢となるでしょう。
武器のタイプ
武器は5種類に分類されます。
- 主武装:
- プライマリーガン (小型、中型、大型艦船の前方に搭載)
- セカンダリーランチャー (小型、中型艦船の前方に搭載)
- ガンタレット (中型、大型、特大型艦船に搭載可能)
- ミサイルタレット (大型、特大型艦船に搭載可能)
- 防衛用ドローン (一部の中型、大型、特大型艦船が展開可能)
プレイヤーがその艦船を操縦するとき、主武装を操ることになります。タレットは船員が操り、防衛用ドローンは母船を守るために自動的に展開されます。
主武装で狙いを定める: 銃
ゲームの設定にはプレイヤーアシストのために「ターゲットをターゲットする」モード (デフォルトでは有効) があります。有効にするとプレイヤーが操る主砲が、自動的にターゲットの航行を迎撃するリーディングポイントに発射されます。同じ方法は艦船が制御する他のガンタレットにも自動的に適用されます。「ターゲットをターゲット」モードが無効な場合、あるいは手動で照準を合わせている場合、主砲はカーソルの位置に向けて発射されます。
主武装で狙いを定める: ミサイル
プレイヤーが操作する (前方に向けて取り付けられた) セカンダリーランチャーに装填された無誘導弾はカーソルのある位置に向かって発射されます。誘導弾が装填されている場合、セカンダリーランチャーはミサイルロックHUDマーカーを使い、プレイヤー艦船がターゲットしている艦船を自動的にロックします。セカンダリーランチャーは[L]キーで発射します。
主武装の武器グループ
「艦船情報」の「武器の設定」において、武器 (パルスレーザー Mk1など)には4個のチェックボックスが2種類あり、それぞれ「主武装」と「副武装」に分類されています (上図参照)。
これらの4ボックスで主砲の主武装と副武装のグループを設定できます。8つすべての武器グループに武器を配置することも可能です。
武器グループはホットキーで切り替え可能です:
- 主武装の切り替え: 1/2/3/4
- 副武装の切り替え: 1/2/3/4
主砲の帯熱
主砲を発射すると武器内には熱が発生し、戦闘を効率的に進めるには艦船はそれを放熱する必要があります。複数の武器を同時に使用すると大量の熱が蓄積し、艦船が消散させるのに時間がかかります。複数の銃を発射した場合の影響は、HUD上の各武器アイコンの右側にあるヒートバーで確認できます (下図参照) 。
通常、短時間だけの射撃なら熱の蓄積は問題にならず、主砲のDPSは「艦船の購入/アップグレード」メニューにある「最大瞬間武器出力」どおり機能します。ただし複数の銃が一斉に、あるいは長時間発射されると主砲は一時的に強制的に動作を停止する場合があります。過熱 (と、武器の動作停止) につながる長時間発射の場合、主武装のDPSは「継続武器出力」に減衰します (現時点では「艦船の購入/アップグレード」メニューの継続時のMW値は不正確な値が表示されています)。
軽度の帯熱 (右のバーが短い)
重度の帯熱 (バーが長く、オレンジ色)
過熱 (バーが赤く、武器が動作停止する)
タレット設定:
タレットの交戦時規定:
- タレットの交戦時規定:
- オンラインのタレット: 下記の通り作動
- 敵を攻撃: 任意の敵を攻撃
- ターゲットをターゲット: 狙った艦船に敵意がある場合のみ攻撃
- 艦船を防衛: 艦船に攻撃してくる艦船に対して反撃 (対ミサイルには使えない)
- 対ミサイル防衛: 接近してくるミサイルに対して撃ち落とそうとする (対艦船には使えない、『X3』の「ミサイル限定」モード同等)
- 小惑星の破壊: 固体資源の採掘を支援
中型艦船に搭載したタレットのHUD制御:
艦船のモデルによって2~4つのタレット群が搭載されています
- 砲塔ごとの設定アイコンは画面の中央上部にあります:
全艦船の完全制御:
- すべての艦船のタレット操作がカスタマイズ可能
- 各タレットまたはタレット群には下記の設定があります:
- 各設定には上記HUD制御と同じオプションがあります
- 全タレットに同じ設定を適用できます
- 2箇所のドロップダウンメニューから適用可能です:
- 操縦する艦船: 「艦船メニュー」 (画面中央上部の三角マークをクリック)
- 全所有艦船: 「艦船情報」メニュー (タレットの動作設定は最下部付近にあります)
- 操縦する艦船: 「艦船メニュー」 (画面中央上部の三角マークをクリック)
防衛用ドローン
これらの小型船は小型ドックを備えた艦船 (フリゲート、大型あるいは特大型艦船) に積載して運用可能です。
機能概要:
- 安い (15,000 Cr未満)
- パルスレーザー Mk1を装備
- 偵察船レベルの船体強度 (1,900 MJ)
- シールドなし
- ドッキング後、母船により自動修復される
ステーションの特定モジュールを攻撃
プレイヤー艦船の僚機に、保管庫や防衛モジュール、管理モジュールなどの特定のモジュールを攻撃するよう命令することができます。
実行手順:
- マップを開きます
- ステーション情報を開くと特定のモジュールが表示されます (下図参照)
- 攻撃したいモジュールを左クリックします
- プレイヤー艦船 (あるいは編隊内の特定の艦船) を選択し、「僚機: 私と同じターゲットを攻撃」を選択します
- この命令が使えない場合、モジュールを選択しなおして[T]]キーを押し、再度試してください。
窃盗
艦船や、ステーションの保管モジュールをハッキングまたは破壊すると、他の艦船で回収できる貨物が投棄されますが、ステーションから投棄された貨物を回収すると窃盗と見なされ、ステーションにいる全艦船と敵対する可能性があります。また、NPCの艦船は破壊された艦船の種類や所属派閥に応じて、プレイヤーのインベントリーに入るウェアを投棄することもあります。
艦隊管理
艦船は階級のあるグループを形成します。リーダーには複数の「僚機」が従い、小隊と呼ばれることもあります。この階級には、とある隊のリーダーが他のリーダーに従うと、前者に所属している艦船も後者のリーダーに従うという複数の階層があります。
このような艦隊を整えるには、マップ上で1つ以上の従属する艦船を選択し、新しいリーダーを右クリックで指定するのがもっとも簡単な方法です。コンテキストメニューにはリーダーを「防衛」するという新しい行動が表示されるようになります。このオプションを選択すると、全艦船がこのリーダーのいる階層に集います。「オブジェクトリスト」とマップ横の「所有資産」メニューではリーダーとなった艦船の前に「+」マークが表示されます。
このような小隊または艦隊に所属している艦隊は、プレイヤーから明示的な命令を受け取り、実行しようとします。これらの命令はその艦船の現在の行動を上書きし、「上官」に従うようになります。プレイヤーはこの方法でどの艦船でも交易に使ったり、戦闘中にターゲットを上書きしたりすることができます。
小隊や艦隊にいる艦船は、隊列を組んで航行することができます。リーダーのコマンドメニューから隊列を選択できます。